手ぬぐい「教訓大黒舞」
永楽屋四代 隆穀によって江戸中期につくられた家訓「教訓大黒舞」を手ぬぐいにデザインしました。当時としては非常に珍しいかぞえ歌形式になっています。
商品番号:2104001122018
販売価格:2,640円(税込)
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サイズ:約91×36cm
素 材:綿 100%
初版年代:江戸中期
「教訓大黒舞」
一に 一るいむつまじう
二に 二志んへかうかうし
三に 衣食住おこるなよ
四に 四おんをわするなよ
五に 五常を守るへし
六つ 無常をくはんすへし
七つ なんにも苦にすなよ
八つ 病ひのないやうに
九つ 公儀の法を守り
十て 徳に入りならは
これぞまことの大こく
現代語訳
一に、一族仲良くし
二に、両親に孝行し
三に、衣食住を贅沢するな
四に、四恩(一切衆生の恩・父母の恩・国主の恩
・三宝(仏・法・僧)の恩=仏教の思想)を忘れるな
五に、五常(仁・義・礼・智・信の五つの道徳)を守りなさい
六に、無常(この世の中は常に移り変わり、何一つとして
永遠不変なものは無いということ)をよく理解しなさい
七に、何も苦労だと思うな
八に、病気をしないようにして
九に、世の中のルールを守り
十に、徳(品性)をつんでいけば
これぞ本当の大黒(=商売の神様)である。