

風呂敷の使い方・包み方
風呂敷はものを包んで持ち運ぶためや、保管するために、日本では古くから使われてきました。この一枚の布には、包む以外にもさまざまな用途があります。
こちらのページでは結んでバッグを作る方法や、お部屋に飾る、防災グッズとして“備える”ための風呂敷の使い方などをご紹介します。お気に入りの一枚を見つけて、ぜひ風呂敷を活用してみてください。
サイズ別用途

包む
風呂敷の基本的な使い方は「包む」こと。一枚の布なので、包む物に合わせて形を変えて包めることが特徴です。お弁当箱からスイカ、瓶、衣類など、日常のあらゆるものに対応できるすぐれもの。贈り物を包んで渡せば、解いた後も日常生活で使えるワンランク上のプレゼントに大変身。
■大風呂敷・二四巾風呂敷
綿の風呂敷は結びやすく丈夫なので、重たいものでも安心して包んで運ぶことができます。
■小風呂敷
小さめサイズの小風呂敷はお弁当包みをはじめ、ブックカバーやボックスティッシュカバーにアレンジすれば毎日の生活に取り入れられます。また、ランチョンマット、ひざ掛けにも使えます。
バッグにする
結ぶだけで簡単にバッグが作れます。ちょっと荷物が増えた時のエコバッグ代わりに鞄に忍ばせておいたり、和装時の手持ちバッグにしたり、もちろん日常使いにもおすすめです。結びをほどけば布に戻るので、汚れた時には気軽に洗える点も便利です。
飾る
テーブルの上に広げればクロスとして、壁に飾ればタペストリーとして。おしゃれな目隠しとしての一面も。大きさを活かしたインテリアが楽しめます。
備える
昔はタンスなどに、すぐに取り出して使えるようにと風呂敷をしまっておくことが定番だったそうです。現代ならば災害用バッグに入れておくと、役に立つ時があるかもしれません。